顕彰講演会

新美南吉顕彰会では、毎年新美南吉の研究家や児童文学作家、評論家などを招いて、新美南吉とその文学をテーマにした講演会を行っています。

日時 2020年3月20日(金曜日・祝日) 14時~16時 コロナウィルス警戒のため中止(収束後、あらためての開催を検討して参ります)
場所 半田市福祉文化会館(雁宿ホール)講堂
演題 「雑誌『赤い鳥』に集った青年たち ―新美南吉と森三郎を中心に―」
講師
  • 酒井晶代氏(愛知淑徳大学教授)

    【プロフィール】

     1966年愛知県生まれ。大阪教育大学大学院修士課程修了。愛知県立大学在学中、勝尾金弥氏の紹介により森三郎さんにインタビューする機会を得たことがきっかけとなり、大学院で「第二次『赤い鳥』と森三郎」の研究課題に取り組んだ。その後、小学校教員、財団法人大阪国際児童文学館(現・大阪国際児童文学振興財団)専門員を経て、1995年より愛知淑徳短期大学に勤務。現在は愛知淑徳大学創造表現学部で児童文学の講義や創作指導に従事。共著に『はじめて学ぶ日本児童文学史』(ミネルヴァ書房)、『文化と子ども――子どもへのアプローチ』(建帛社)、『子どもの本100問100答』(創元社)などがある。

講演内容 『赤い鳥』は、特に昭和期において南吉や坪田譲治など新人作家を育てる場となりました。刈谷市出身の森三郎もその一人であり、鈴木三重吉のもとで童話修行に励みながら、編集者として雑誌の終刊にも立ち会った人物です。愛読者であった幼少期から、戦後の証言者としての仕事に至るまで、『赤い鳥』と共にあったその生涯を紹介するとともに、南吉と三郎、さらには彼らと近しかった青年たちに着眼しながら、同誌がつないだ縁やその意義について考えます。
講演会チラシ(PDF)
入場料 無料(予約不要)
会場アクセス
    • 半田市福祉文化会館(雁宿ホール講堂)
    • 名鉄河和線知多半田駅下車徒歩3分
    • 知多半島道路「半田中央IC」から約20分
    • 駐車場は半田市のHPでご確認ください
主催 新美南吉顕彰会・半田市教育委員会
後援 刈谷市教育委員会
問い合わせ 新美南吉顕彰会(TEL. 0569-26-4888 新美南吉記念館)
これまでの顕彰講演会
講師 プロフィール 内容 収録号
第1回 畑中俊平 南吉の同級生 南吉との思い出
第2回 鳥越信 児童文学研究者 同時代の作家たち
第3回 浜野卓也 児童文学作家 南吉の作品
第4回 続橋達雄 児童文学研究者 南吉文学と郷土
第5回 沼田曜一 俳優 南吉童話の朗読・日本の民話
第6回 斎藤寿始子 児童文学研究者 南吉童話のドラマ性
第7回 勝尾金弥 児童文学作家 南吉童話の新しさ
第8回 根本正義 児童文学研究者 新美南吉と国語教育
第9回 大藤幹夫 児童文学研究者 児童文学史上の新美南吉
第10回 向川幹雄 児童文学研究者 南吉作品は現代になにを照射するか 南吉研究37号
第11回 小野敬子 児童文学研究者 愛の築設 ―懐かしき隣人たちの物語― 南吉研究37号
第12回 谷悦子 児童文学研究者 新美南吉童話の魅力 ―孤独から無償の愛へ― 南吉研究38号
第13回 保坂重政 児童書編集者 新美南吉・2つの全集の間で ―『牧全』と『校定全集』の編集者として― 南吉研究40号
第14回 北吉郎 児童文学研究者 新美南吉童話の世界 南吉研究41号
第15回 原昌 児童文学研究者 南吉と外国文学 ―その接点と影響をめぐって― 研究紀要43号
第16回 赤座憲久 児童文学作家 児童文学作家 南吉をめぐる人々 研究紀要9号
第17回 西本鶏介 児童文学作家・評論家 南吉童話を読む 研究紀要10号
第18回 藤田のぼる 児童文学作家・評論家 もし、南吉が生きていたら ―戦後児童文学における南吉の系譜― 研究紀要12号
第19回 西田良子 児童文学研究者 南吉の魅力、賢治の魅力 研究紀要13号
第20回 鶴田清司 国語教育研究者 「ごんぎつね」はなぜ国民的教材となったのか ―教科書掲載50年を迎えて― 研究紀要14号
第21回 上田信道 児童文学研究者 三つの「狐」の物語 ―「ごん狐」「手袋を買ひに」「狐」の底流― 研究紀要15号
第22回 安城高女19回生8名 南吉の教え子 座談会「教え子達が語る教師南吉」 研究紀要16号
第23回 畑中圭一 児童文学者 新美南吉と童謡 研究紀要17号
第24回 宮川健郎 児童文学研究者 南吉童話の声、南吉童話の場所 研究紀要18号
第25回 かすや昌宏 絵本作家 ごんぎつねの世界に魅せられて 研究紀要19号
第26回 五木寛之 作家 青い鳥のゆくえ 別冊太陽「新美南吉」
第27回 長野ヒデ子 絵本作家 南吉と私 ~絵本の力と紙芝居の力~ 研究紀要21号
第28回 黒井健 絵本作家・イラストレーター 絵本・私の出会い ~南吉さんと賢治さん~ 研究紀要22号
第29回 府川源一郎 教育学者 「ごんぎつね」から「良寛」まで ―「童心」のゆくえ― 研究紀要23号
第30回 谷悦子 児童文学研究者 新美南吉の詩と童謡―深くて斬新で豊かな世界― 研究紀要24号
第31回 鈴木靖将 日本画家 南吉の宙 ~南吉文学との出会い~ 研究紀要25号
第32回 末盛千枝子 絵本編集者 人生に大切なことはすべて絵本から教わった 研究紀要26号