2024年9月20日(金曜日)~10月4日(金曜日) 終了
令和6年の矢勝川の彼岸花は見頃を過ぎましたので、
開花情報の更新も終了いたします。
また来年をお楽しみに。
2024年9月20日(金曜日)~10月4日(金曜日)の期間は
平日は新美南吉記念館駐車場にバスの留め置きが出来ません。
乗降のための一時的な乗り入れのみ可能です。
来場の予定がある場合は記念館までご連絡ください。
また同期間中の休日・祝日は新美南吉記念館駐車場が
バスの乗り降りと障がい者専用の駐車場となります。
一般車は入場できませんのでご注意ください。
※障がい者の方はご入場時、障がい者手帳をご提示ください。
臨時無料駐車場(蔵のまち東P)から新美南吉記念館へ向かう無料の周遊バスです。
※始発・終発時間は予定です
※彼岸花の開花状況により運行スケジュールが変更される場合があります
彼岸花が咲く矢勝川の堤へは、名鉄半田口駅から徒歩5分です。まずは改札を出て右手へ進み、信号を渡ってください。その後、もう一度右へ曲がって直進すると堤に到着します。
※名古屋方面からお越しの方は「名鉄河和線」にお乗りください。
※半田口駅は普通車のみ停車します、特急・急行は止まりません。
※名古屋鉄道×半田観光のお得な切符プランもあります。詳しくは名鉄HPへ。
マリモファーム臨時有料駐車場
権現山の西にあるマリモファームが有料駐車場を開設します。
※マリモファームから彼岸花が咲く矢勝川(弘法橋)まで270m、そこから新美南吉記念館までは川沿いに歩いて530mです。
例年、9月下旬から10月初旬ごろにかけて、新美南吉記念館近くを流れる矢勝川の堤は300万本の彼岸花で真っ赤に染まります。美しい彼岸花を始め、期間中に開催される様々なイベントをお楽しみください。
- 会場周辺は駐車場が少ないため、公共交通機関をご利用ください -
自転車に乗せた昔ながらの街頭紙芝居で南吉童話をお楽しみください。
南吉の詩に曲をつけ、ギターとオカリナで演奏しながら歌います。
彼岸花が咲く矢勝川堤で花嫁行列を行ないます。
半田商業高校生プロデュースで、結婚式と花嫁行列を行ないます。
彼岸花が咲く南吉のふるさとをガイドボランティア「南吉案内人」と共に歩きます。途中、「南吉童話お話の会 でんでんむし」による南吉作品の朗読も聞きます。
一枚の紙から生まれる立体の花「折花」を使って、ポップアップカードをつくります。
彼岸花のライトアップをはじめ、灯りの演出で会場を彩ります。
南吉童話をテーマに、市内の児童発達支援施設の子どもたちが制作した作品が展示されます。南吉の世界をアートで表現することにより、環境や立場を越えて“みんなとつながる”ことを目指した作品展です。
彼岸花の咲き誇る矢勝川堤は、常福院の裏手にある高田橋から西の方角の弘法橋まで2km(30分)程の散歩道です。
名鉄半田口駅→(170m・4分)→生家→(440m・5分)→ででむし広場→(900m・15分)→お休み処(開花時期のみ開設)→(520m・8分)→弘法橋→(720m・11分)→新美南吉記念館
お午がすぎると、ごんは、村の墓地へいって六地蔵さんのかげにかくれていました。
いいお天気で、遠く向うにはお城の屋根瓦が光っています。
墓地には、ひがん花が、赤い布のようにさきつづいていました。
―「ごんぎつね」より―
1990年のこと。南吉と同じ岩滑に生まれ育った小栗大造さん(当時・新美南吉顕彰会広報部長)は、ある壮大な計画を思い立ちました。
"南吉がよく散策した矢勝川の堤をキャンバスに、彼岸花で真っ赤な風景を描こう"
このアイデアに半田市と新美南吉顕彰会が賛同。それまで堤を覆いつくしていたクズやススキを刈り、大勢の地域住民が参加して彼岸花の球根が植えられました。
しかし、彼岸花を奇麗に咲かせるには年間を通しての管理が必要です。はじめは、小栗さんがただ一人で草刈や球根の補植をしていましたが、一人また一人と手伝う人が現れ、やがてその活動は「矢勝川の環境を守る会」へと発展します。こうして矢勝川堤は、秋の彼岸(9月下旬)には東西1.5キロメートルにわたって彼岸花が咲きほこるわが国でも屈指の群生地となりました。近年では対岸の阿久比町側でも植栽が進み、花の数は合わせて300万本と言われます。
また、周辺の休耕田にも、菜の花、ポピー、マツバボタン、コスモスなど季節ごとに花が咲き、四季を通して童話の里を彩ります。